冬支度、春支度。

近所を散歩していたら

桜の木がありました。

 

春には薄ピンクの花を

沢山付けていましたが

今では紅葉した葉っぱを

数える程度しか付けていません。

 

毎年その光景を見ると

なんだか寂しい気持ちになっていましたが

じっくり桜の木を見たら

枝の先端に固い固い蕾が

沢山付いていました。

 

葉っぱを落とすのは

寒さに耐えられなくなったのではなく

春に咲く花に

栄養をたっぷり与えるための

準備なんですね。

 

桜の木は

とても前向きなんだなと

思ったら

寂しさよりも

力強さを感じました。

 

華やかなものが

くすんできたり

今まで当たり前に

存在していたものが

なくなってしまうような変化に

人は不安を感じたり

悲しみを感じたりしますが

何かが終わる事は

新しいものが始まる

準備だと見方を変えれば

前向きに捉えられるのでは

ないでしょうか。

 

自然は常に変化しているし

変化を受け入れています。

 

人も自然の流れに

身を任せられると

楽に生きられそうです。

 

桜の木のアドバイスです。