靴下の穴

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私は

5本指靴下と

足袋靴下を

愛用しています。

 

家では

4足の

靴下を

ローテーションで

履いているのですが

とうとう

4足全ての

靴下に

穴が空きました。

 

4足いっぺんに

捨てるのか!?

 

穴が空いた

靴下は

フローリングを

歩いた時に

足裏の

ピンポイントだけ

ペタペタ感

ひんやり感を

感じるため

非常に

気持ちが悪いです。

 

しかも

穴あき箇所が

目に入ると

とても

残念な気持ちに

なります。

 

仕方ない。

 

処分するか

・・・。

 

しかし

ここで

ある閃きが。

 

捨てるなら

一度

繕ってみたら

どうか!?

 

どうせならば

縫い目を

あえて

目立たせようと思い

刺繍糸を

探し始めました。

 

10年に一度

使うか使わないかの

刺繍糸。

 

そもそも

まだ

我が家に

存在するのかも

分かりません。

 

一番

可能性のある

小学生の時の

裁縫箱を

探すことに。

 

ありました!!

 

下の段に

何色か

残っていました。

 

早速

縫い始めます。

 

刺繍糸を

針に通し

いざ

靴下の穴目がけて

挿入。

 

ここで

動きが止まりました。

 

玉留めを

表にするか

裏にするか。

 

見た目が良いのは

もちろん

裏側です。

 

しかし

裏側に

玉留めが

居るということは

足に

玉留めが

触るということです。

 

家では

なるべく

快適に

過ごしたいのに

いつも

玉留めの

存在を感じるのは

ストレスです。

 

表に出そうかな。

 

でも

見た目は

良くないよな

・・・。

 

迷いましたが

結局

見た目重視の

裏側玉留めに

決定しました。

 

靴下を

繕っている時点で

見た目も

何も

ありませんが

そこは

きちんと

しておきたい。

 

靴下の

裏側から

針を通し

チクチク縫うと

あっという間に

穴が塞がりました。

 

仕上がりは

美しくは

ないですが

ほっこり

愛着の湧く

姿に。

 

残りの靴下も

糸の色を変え

チクチク。

 

白い靴下の穴は

赤い糸で

縫いました。

 

パッと見

血が

滲んでいるように

見えますが

驚くのは

家族くらいなので

良しとします。

 

命が繋がった

4足の靴下達。

 

もうしばらく

お付き合いしたいと

思います。