見惚れる包丁さばき

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今日は

漁港に近い

魚屋さんに

行ってみました。

 

どれもこれも

見るからに

新鮮で

食べる前から

美味しいのは

確定です。

 

ワクワクしながら

品定めを

していると

お客さんが

数名

待機している

コーナーが

ありました。

 

電灯に寄っていく

虫のように

ファ〜と

近づいていくと

そこには

沢山の

朝採りアジが

氷の上に

並んでいます。

 

そして

そのアジ達を

さばいている

お兄さん。

 

様子を見ていると

お客さんの

注文に合わせて

さばいていました。

 

しかも

1〜2枚の

レベルではなく

お客さん一人につき

10枚ほど

頼んでいます。

 

さばき方も

さまざま。

 

刺身用だったり

フライ用だったり。

 

しかし

そのお兄さんは

臆することなく

注文通り

淡々と

大量の味を

さばき続けていました。

 

その

包丁さばきの

素晴らしいこと。

 

鯵の頭を落とす。

腹を割く。

 

ここまでは

確認できるのですが

後の工程が

手際が良すぎて

分からない。

 

気がつくと

皮まで剥がされ

完成形に

なっています。

 

無駄な動きが

一つもない。

 

見惚れる

包丁さばきでした。

 

と言うことで

私も

アジを購入。

 

フライ用に

9枚買いました。

 

さばいた後

「お待たせしてすみません」

お兄さんが一言。

 

いやいや。

 

退屈どころか

いくらでも

見ていられるから!

 

むしろ

楽しませて

もらいました。

 

色々

伝えたい事は

あったけれど

まだまだ

お客さんが

待っています。

 

「嬉しいです。

ありがとうございます。」

 

それだけ伝えて

場を

去りました。

 

それにしても

すごかった。

 

また

見に行こう。