良い子

我が家の

小鳥達は

とても

良い子です。

 

良い子。

 

ふと思いました。

 

誰にとっての

良い子?

 

子供の頃の事を

思い出します。

 

親戚が集まり

お店で宴会を

やっていました。

 

夜の9時くらいでは

ありましたが

幼い私には

だいぶ夜です。

 

疲れて

とても眠くなったので

「帰りたい」と

伝えましたが

相手にしてもらえず。

 

人が

横になって

眠れるような

スペースが

ある店では

なかったので

疲労と眠気との

戦いです。

 

あまりにも辛くて

泣いて訴えたら

祖父に

「悪い子だね」と

言われました。

 

悪い子。

 

当時の私にも

今の私にも

何が悪いのか

分かりません。

 

眠いから

眠いと言って

何が悪いのか?

 

しかし

一つだけ

分かる事があります。

 

それは

宴会をして

盛り上がっている

大人に

水をさしたから

悪い子だったのです。

 

つまり

大人都合で

私は

悪い子に

されてしまいました。

 

今の私が

その場にいたら

祖父や

大人達を

怒鳴りつけています 笑

 

しかし

良い子と言われるのも

しんどいものです。

 

祖母は

気分屋だったので

幼い私は

祖母の顔色を見て

接していました。

 

祖母が

怒らない様にしよう。

 

祖母の機嫌を取ろう。

 

結果私は

祖母に

「良い子」と

言われていましたが

本音が出せず

祖母の前では

無邪気さは

なかったと思います。

 

良い子も

悪い子も

大人にとって

都合が良いか

悪いかです。

 

見ている人間の

物差しで

良し悪しは

決まります。

 

対象となる

人や物に

良いも悪いも

ありません。

 

存在しているだけで

十分

素晴らしいのです。

 

我が家の

小鳥達は

とても

良い子です。

 

良い子。

 

誰にとっての

良い子?

 

私にとっての

良い子でした。

 

私自身も

小鳥達に

自分都合で

良し悪しを

押し付けていました。

 

反省です。

 

これからは

「良い子」ではなく

「優しい子」

「可愛い子」

「賢い子」

様々な呼び方を

しようと思います。