発想の転換

凄く  

行動的な方の話を

聞きました。

 

長年働かれた

会社を

定年退職された方の

話です。

 

仕事が

ひと段落着いたので

次は

仏教大学で学び

仏門に

入られたいとの事。

 

聴講生

としてでは無く

しっかり学び

剃髪もされたいと。

 

更に

嫁がれた先が   

旧家らしいのですが

お子さんが

娘さんらしく

代々の墓を

守る人が

いなくなるので

自分の手で

墓じまいをしたい。

 

という

お考えです。

 

自分達の代で

墓守を

終わらせて

お寺に頼んで

墓じまい

ではなく

自分で

仏門に入り

本当に

自分の手で

墓じまいをするそうです。

 

意志の強さに

驚いてしまいましたが

同時に

発想の

柔軟性にも

感嘆しました。

 

元々

仏教を学びたい

という考えを

持たれていたようですが

自分達の代で

墓じまいをすると

親戚に話したところ

「旧家であるし

そんな勝手な事を」

と反対されたそうです。

 

そこで

この方は

「自分の手で

墓じまいをするなら

文句は言えないだろう」

と決意をしたらしいのです。

 

話の流れで

その決断に

至る事は

凄いとしか

言えません。

 

この方は

革新的で

常に

前を見ています。

 

そして

常識に

囚われていない。

 

ある程度

歳を重ねると

どうしても

安心・安全

保守的な面が

出てきますが

この方は

社会=外の

常識に

囚われず

自分の

心の声や

閃きを

大切にされています。

 

仏門に入ったら

欲や執着から

解放され

更なる

発想の転換

あるかもしれません。

 

何を選択されるにせよ

素敵なこの方の

今後がとても

楽しみです。