私と小鳥とズズメの一家

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年末年始の

バタバタが

やっと落ち着き

更に今日は

目覚めたら

どんより空。

 

起きて

30分後には

チラチラと

雪が

舞い始めたので

最低限の

用事を済ませ

ダラァ〜と

過ごすことに

しました。

 

夜には

仕事初めの

オンラインレッスンが

ありますが

そこは

見て見ぬふりです。

 

今日は

とにかく

ダラダラしたい。

 

我が家の

小鳥達を

いそいそと

鳥籠から出し

お供をしてもらうことに。

 

小鳥達は

私の手に乗り

窓越しの

雪を見たり

こたつで

ゴロゴロしている

私の

顔の上で

くつろいでいました。

 

ダラダラを

堪能し尽くしていると

窓の外から

声が聞こえます。

 

カーテン越しに

覗いてみると

庭に

スズメの一家が。

 

雪の中

食べ物がないので

我が家の小鳥の

こぼれ餌を

食べにきたようです。

 

毎日

小鳥達が寝た後に

部屋中に

散らばった餌を

ほうきで庭に

掃き出します。

 

しかし

お口汚し程度で

スズメの一家の

お腹を満たすほどの

量はありません。

 

私や

我が家の

小鳥達は

暖かい部屋で

ぬくぬくと

過ごしているのに

このスズメの一家は

過酷な

環境の中を

耐えて

生きています。

 

それが

自然の摂理なので

仕方がないのは

分かっていますが

居た堪れなくなり

小鳥達の餌を

少し

分けてあげることに

しました。

 

スズメの一家は

一度

飛び立ちましたが

餌を食べに

また

戻って来ました。

 

「あれがない。

あれを持っていない。」

 

無いもの

意識が

行きがちだけれど

私は

既に沢山の

在るもの

持っている。

 

暖かい部屋。

 

愛しい小鳥達。

 

ダラダラ出来る時間。

 

私は既に

満たされていて

優しい環境に

生かして

もらっているなぁと

つくづく感じました。

 

スズメの一家

気づかせてくれて

ありがとう。

 

その場しのぎに

餌をあげた

私の行いは

なんの意味もないかも

しれないけれど

また数日後に

元気な姿の

スズメの一家が

庭に

訪れてくれることを

願います。